ビタミンA
ビタミン Vitamin
- 働き
- 脂溶性のビタミンで、視覚機能調節や皮膚・粘膜などを正常に保つ働きがある。
- 多く含む食品
- 鶏レバー、豚レバー、あんこうの肝、にんじん、モロヘイヤ
- 欠乏症
- 夜盲症、粘膜障害
- 過剰症
- 頭痛、発疹、食欲不振、吐き気、下痢
- 日本人の食事摂取基準(2015年版) (μgRAE/日)
性別 男性 女性 年齢等 推定平均
必要量推奨量 目安量 耐容上限量 推定平均
必要量推奨量 目安量 耐容上限量 0~5(月) ― ― 300 600 ― ― 300 600 6~11(月) ― ― 400 600 ― ― 400 600 1~2(歳) 300 400 ― 600 250 350 ― 600 3~5(歳) 350 500 ― 700 300 400 ― 700 6~7(歳) 300 450 ― 900 300 400 ― 900 8~9(歳) 350 500 ― 1,200 350 500 ― 1,200 10~11(歳) 450 600 ― 1,500 400 600 ― 1,500 12~14(歳) 550 800 ― 2,100 500 700 ― 2,100 15~17(歳) 650 900 ― 2,600 500 650 ― 2,600 18~29(歳) 600 850 ― 2,700 450 650 ― 2,700 30~49(歳) 650 900 ― 2,700 500 700 ― 2,700 50~69(歳) 600 850 ― 2,700 500 700 ― 2,700 70以上(歳) 550 800 ― 2,700 450 650 ― 2,700 妊婦初期(付加量) +0 +0 ― ― 妊婦中期(付加量) +0 +0 ― ― 妊婦後期(付加量) 60 +80 ― ― 授乳婦(付加量) +300 +450 ― ― - ※「日本人の食事摂取基準(2015年版)」とは、厚生労働大臣が健康増進法に基づいて定める、国民の健康保持・増進を図る上で摂取することが望ましい、エネルギー及び栄養素の量の基準を示したものです。
- ・「推定平均必要量」は、栄養素の摂取不足の回避を目的とする、半数の人が必要量を満たすとされる量。
- ・「推奨量」は、栄養素の摂取不足の回避を目的とする推定平均必要量を補助するために設定された、ほとんどの人が充足するとされる量。
- ・「目安量」は、十分な科学的根拠が得られないものの一定の栄養状態を維持するのに十分な、不足のリスクがほとんど無いとされる量。
- ・「耐容上限量」は、ほとんどの人に過剰摂取による健康障害が起きないとされる、栄養素摂取の最大限度量。