イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

運動と『エネルギー産生システム』1

すでに学んでいただいた通り、エネルギー源となりうる栄養素は、 三大栄養素の<炭水化物> <脂肪> <たんぱく質>ですが基本的には まず「糖質」である炭水化物と「脂質」である脂肪が、主にエネル ギー代謝に利用されます。 そして、私たちの身体には複数のエネルギー産生システムが備わっ ていますが、どの栄養素を利用するとしても、運動の担い手である 筋肉が直接使うエネルギー源はATP(アデノシン三リン酸)という それらから作り出された物質であり、そのATPが代謝されていく 過程でエネルギーが生み出されていくということだけは共通してい るのです。