イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

運動と『エネルギー産生システム』2

ATP(アデノシン三リン酸)はアデノシンという物質にリン酸基が 3つ連なってくっついた化合物で、安静時には筋肉内に貯蔵されて います。 そして運動時にはそこからリン酸基が1つずつはずれエネルギーが 生み出されるという仕組みです。 ATP(アデノシン三リン酸)からリン酸基が1つはずれるとADP (アデノシン二リン酸)となり、約 7~8 Kcal/molのエネルギーが 産生され筋肉の収縮を可能にします。 しかし筋肉に貯蔵されているATPは少なく運動を始めるとわずか 数秒で枯渇してしまいます。