イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

小さな『宇宙』の物語1

臓腑とは、いろんな内臓の総称名ですが、それは「臓」と「腑」に 分かれ、それぞれ6つずつ存在しています。 そのうち「臓」は、中身のギュッと詰まった実質器官のことであり 〈肝〉〈心〉〈脾〉〈肺〉〈腎〉〈心包〉が、それぞれ固有の機能 を持って協同しながらいろんな役割を果たしています。 それに対し「腑」は、中身が空の筒状または袋状の形をした器官で 〈胆〉〈小腸〉〈胃〉〈大腸〉〈膀胱〉〈三焦〉が、それにあたり 主に飲食物の通り道として食品の消化にたずさわるとともに、栄養 の吸収をおこない、残りカスを便・尿として体外に排泄する働きを しています。