イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

運動と『エネルギー産生システム』4

しかし、筋肉内に貯蔵できるクレアチンリン酸の量は 少なく、これもまたすぐに枯渇してしまうため、その 運動は十数秒の間しか続けることが出来ません。 重量挙げや100m走 など、短い時間に大きな力を出す 運動をするときに働き、それらは無酸素運動と呼ばれ ています。 〈乳酸系〉 CPが枯渇したあとに、筋肉や肝臓に貯蔵されている グリコーゲン(糖質)を分解して、ATPを再合成する エネルギー代謝過程ですが、それには「嫌気的解糖」 と「好気的解糖」があり、乳酸系はそのうちの