東洋医学において「気」がエネルギーを意味するのに対し「気」と
ともに人体の生理作用を担う基本的物質である「血」と「津液」は
現代医学の血液と体液に相当するものと広義の意味において捉えて
いただければ良いと思います。
「血」は、赤い液体であり血脈中を流れ全身の組織や細胞に栄養を
与える作用を持っています。
皮膚や毛髪に潤いや光沢があり顔色が良いのも、感覚器や運動器が
円滑に機能し、また精神的な安定がなされるのも栄養豊富な「血」
が欠乏することなく充分に満ち足りているからなのです。
また「津液」は、人体の正常な水分の総称であり、リンパ液・ …
イアトリズム基礎講座
東洋医学を学ぼう!
イアトリズムの概説
イアトリズムの持つ意味やその歴史・目的などを、その実質的内容とともにわかりやすく紹介しています。
「精神」 と 「三つの柱」
イアトリズムの根幹をなす、
心の安定および食事・運動
・睡眠という三つの柱の内容を詳しく解説しています。
基礎医学を学ぼう!
からだの仕組みやその働きを基礎的な医学の知識とともに丁寧にわかりやすく解説しています。
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