では次に『気』は、どんな生理作用を持つのかを見てみましょう。
『気』には、推動作用・温煦作用・防御作用・固摂作用・気化作用
という5つの作用があり、いろいろな仕事をしています。
推動作用 - 臓器や組織の働きを促す作用。
温煦作用 - 体熱を産生し、身体を温める作用。
防御作用 - 疾病の原因から生命を守る作用。
固摂作用 - 体液の異常流出を抑制する作用。
気化作用 - 主に物質の代謝を行わせる作用。
このように『気』は、生命を維持するエネルギーとして生理活動の
中核を担っているのです。
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