イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

凱歌「暁に祈る」8

マクロファージは組織内に入ってきた敵(抗原)を食べたあと、その 断片の一部を、血液中を流れながら常に全身をパトロールしている ヘルパーT細胞に手渡します。またB細胞もマクロファージと同じ ように抗原の断片をヘルパーT細胞に手渡します。 そして、抗原の断片を受け取ったヘルパーT細胞は、それを分析し 非自己だと認識すると「サイトカイン」という物質を出してマクロ ファージやキラーT細胞・B細胞を活性化させ、抗原の集団に総攻 撃をするよう命令します。 その時、B細胞はそれぞれの抗原に対し専用の武器となる「抗体」 という物質を作って抗原に攻撃を行います。敵を捕まえて