イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

皇帝の使徒4

〈味覚を司る舌〉 味覚は、舌の表面に約1万個もある味蕾(みらい)の中の味細胞に より感知され「甘い」「酸っぱい」「苦い」「塩からい」という たった4つの基本感覚が組み合わされることにより、多種多様な 味が構成されています。 そしてその情報は、脳神経Ⅶ「顔面神経」脳神経IX「舌咽神経」 により皇帝に伝えられますが、舌の前側2/3は顔面神経、後ろ 1/3は舌咽神経が支配しています。 味覚の障害は、これらの神経の麻痺および亜鉛やビタミンの欠乏 によって引き起こされます。