そして無菌となった空気は、喉頭・気管を経て、気管支の細い管を
通り抜け、肺の中の肺胞に達し、そこで酸素と二酸化炭素のガス交
換が行なわれます。
この一連の作業は「外呼吸」と呼ばれ、肋骨と肋骨の間にある筋肉
(内肋間筋・外肋間筋)と横隔膜の運動がそれを担っています。
一般的に呼吸と言えばこの外呼吸のことであり、また外呼吸に対し
細胞内で酸素を使ってエネルギーを生み出すための作業による呼吸
は「内呼吸」と呼ばれ、その時に二酸化炭素が生じるのです。
しかし現代社会における車の排気ガスや工場排煙などは肺にとって
まさにスモッグといったところでしょう。
イアトリズム基礎講座
基礎医学を学ぼう!
イアトリズムの概説
イアトリズムの持つ意味やその歴史・目的などを、その実質的内容とともにわかりやすく紹介しています。
「精神」 と 「三つの柱」
イアトリズムの根幹をなす、
心の安定および食事・運動
・睡眠という三つの柱の内容を詳しく解説しています。
基礎医学を学ぼう!
からだの仕組みやその働きを基礎的な医学の知識とともに丁寧にわかりやすく解説しています。
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