しかし、それには心臓自身も栄養されなければポンプの役目を果た
すことは出来ません。そこで心臓は、体循環として送り出すための
大動脈からまず自分のためにその枝を分岐させ、まるで冠のように
自分にまとわせるのです。
そしてそれは「冠状動脈」と呼ばれ、強い力を生み出す心筋のすみ
ずみにまで枝分かれしていきます。
この冠状動脈の流れが少し悪くなり、運動時などに胸が痛むものが
「狭心症」です。また、その狭くなった血管に血の塊(血栓)などが
詰まり、そこから先の組織が壊死を起こすものが「心筋梗塞」で、
激しい胸の痛みに襲われ死に至る場合も多くあります。
イアトリズム基礎講座
基礎医学を学ぼう!
イアトリズムの概説
イアトリズムの持つ意味やその歴史・目的などを、その実質的内容とともにわかりやすく紹介しています。
「精神」 と 「三つの柱」
イアトリズムの根幹をなす、
心の安定および食事・運動
・睡眠という三つの柱の内容を詳しく解説しています。
基礎医学を学ぼう!
からだの仕組みやその働きを基礎的な医学の知識とともに丁寧にわかりやすく解説しています。
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東洋医学とはどのような医学なのか?奥深いその内容と歴史に彩られた世界を、おもしろく解説しています。