イアトリズム基礎講座

イアトリズム総合案内

それぞれのロード3

しかし、それには心臓自身も栄養されなければポンプの役目を果た すことは出来ません。そこで心臓は、体循環として送り出すための 大動脈からまず自分のためにその枝を分岐させ、まるで冠のように 自分にまとわせるのです。 そしてそれは「冠状動脈」と呼ばれ、強い力を生み出す心筋のすみ ずみにまで枝分かれしていきます。 この冠状動脈の流れが少し悪くなり、運動時などに胸が痛むものが 「狭心症」です。また、その狭くなった血管に血の塊(血栓)などが 詰まり、そこから先の組織が壊死を起こすものが「心筋梗塞」で、 激しい胸の痛みに襲われ死に至る場合も多くあります。