退職金を拒否された場合は支払わなくてもいいの?
私は溶接工場の経営者なのですが、仕事の中核を担っていた従業員が重い感染症にかかりその病気を理由に退職を申し出てきました。
病状はかなり深刻な様子で、私はすぐにその退職願を受理したのですが、実際のところ工場に大きな影響が出ることは明白で正直なところ困っています。
そんな事情をよくわかっている彼は、会社に迷惑をかけてしまったという思いから退職金を受け取らないと連絡してきました。
当社の就業規則では、特別な事情がない限り退職金は約束するという規定を設けているのですが、彼の言葉に甘えこのまま支払わなくても違法とはならないのでしょうか?
病状はかなり深刻な様子で、私はすぐにその退職願を受理したのですが、実際のところ工場に大きな影響が出ることは明白で正直なところ困っています。
そんな事情をよくわかっている彼は、会社に迷惑をかけてしまったという思いから退職金を受け取らないと連絡してきました。
当社の就業規則では、特別な事情がない限り退職金は約束するという規定を設けているのですが、彼の言葉に甘えこのまま支払わなくても違法とはならないのでしょうか?
はい!退職金の受け取りは労働者の自由意思に委ねられています
理由いかんにかかわらず、退職金を受け取るかどうかは労働者の自由な意思によって決めることとされているため、たとえ就業規則に規定されていたとしても、今回のケースのように本人の意思で退職金の受け取りを放棄していることが明確である場合には何ら問題は生じません。