漢方方剤の分類のうち「理血剤」って、どんなもの?
血の流れを整える作用をもつ方剤です
理血剤は、臓腑や組織の生理活動を維持する基本物質である『血液』の病変を、血液の流れをスムースにしたり、出血を制止するなどして治療する方剤で「活血祛瘀剤」「止血剤」の二種に大別されます。
活血祛瘀剤は、体内の血液がスムースに流れない『瘀血』によって引き起こされる生理不順・打撲・腹腔内腫瘤・皮膚化膿症などの症状を治療する方剤で、代表的な方剤には「七厘散」「桃核承気湯」「失笑散」などがあります。
止血剤は、吐血・喀血・鼻出血・血尿・血便・痔出血・不正性器出血など、身体内外の様々な部位で生じる各種の『出血』を治療する方剤で、代表的な方剤には「槐花散」「咳血方」「十灰散」などがあります。
活血祛瘀剤は、体内の血液がスムースに流れない『瘀血』によって引き起こされる生理不順・打撲・腹腔内腫瘤・皮膚化膿症などの症状を治療する方剤で、代表的な方剤には「七厘散」「桃核承気湯」「失笑散」などがあります。
止血剤は、吐血・喀血・鼻出血・血尿・血便・痔出血・不正性器出血など、身体内外の様々な部位で生じる各種の『出血』を治療する方剤で、代表的な方剤には「槐花散」「咳血方」「十灰散」などがあります。