知っておきたい 『東洋医学用語』

イアトリズム総合案内

肩髃 (けんぐう)

肩髃は手の陽明大腸経に含まれる経穴の一つ。肩関節の前方、肩峰と上腕骨頭の間に取る。筋肉は三角筋があり、神経は腋窩神経(運動神経)、鎖骨上神経(知覚神経)が分布し、血管は胸肩峰動脈三角筋枝がめぐる。肩関節および周囲軟部組織障害、五十肩、片麻痺の治療に効果がある。