知っておきたい 『東洋医学用語』

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寒邪 (かんじゃ)

年間をとして冬によくみられる外邪のこと。気温が急に下がったり、雨に濡れたりすると人体に侵入する陰の邪気。この邪気が侵入すると陽気が損傷し、身体を温める働きや体表のぼぎょ機能が失われ、悪寒や悪風などの症状がみられる。また寒邪は収縮・収斂作用を持っているため、気血の滞り、経脈・筋肉の収縮などもみられる。