手や腕の骨には、どんな種類があるの?
手や腕、すなわち上肢の骨には「上腕骨」「橈骨」「尺骨」および
「手根骨」「中手骨」「指骨」があり、解剖学的にはそのつながり
から「鎖骨」と「肩甲骨」も上肢の骨に含まれます。
手根骨は手の基部を構成するサイコロのような形をした〈短骨〉と
呼ばれる骨の集まりで「舟状骨」「月状骨」「三角骨」「豆状骨」
「大菱形骨」「小菱形骨」「有頭骨」「有鉤骨」という8つの骨か
ら成り立っています。
中手骨は手のひらを作る5本の骨、指骨は読んで字の如く指の骨た
ちで、母指は基節・末節の2節から、他の四指は基節・中節・末節
の3節からなっているのです。