「小腸」は、どんな働きをしているの?
胃に続く小腸には、食品の「消化」と「吸収」という2つの働きが
あり、最終的に吸収可能な栄養素にまで消化されます。
小腸の始めの部分である十二指腸には、膵臓からの「膵管」および
胆嚢からの「総胆管」が開口しており、膵液と胆汁が流入するとと
もに小腸は「分節」「振子」「蠕動」という3種類の運動を行い、
その粘膜からは腸液が分泌されるのです。
また小腸における各栄養素の吸収は「絨毛」で行われ、グルコース
とアミノ酸は毛細血管から、脂肪酸とモノグリセリドはリンパ管か
ら吸収され「門脈」を介し肝臓へと送られて行くのです。
また水分は、小腸で約83%、大腸で約16%が吸収されます。