漢方方剤の「生薬配合」には、何か原則があるの?
基本となるのは「七情」と呼ばれる生薬の組み合わせ。
漢方方剤は、通常2種類以上の生薬を組み合わせて作られますが、「単行」という1種類で十分に効果を発揮するもの以外に「相須」「相使」「相畏」「相殺」「相悪」「相反」という計7つの配合原理が存在します。
「相須」は、類似する効能を持つ生薬同士の配合で作用をより高める組み合わせ。
「相使」は、君薬と使薬を配合して、君薬の効能を高める組み合わせ。
「相畏」は、ある生薬の毒性や烈性が、相手の生薬により抑制される組み合わせ。
「相殺」は、ある生薬の毒性や副作用が、相手の生薬で除去される組み合わせ。
「相悪」は、ある生薬が相手の生薬の持つ効能を減弱させる組み合わせ。
「相反」は、ある生薬とある生薬を配合すると有害な副作用が生じる組み合わせ。
「相須」は、類似する効能を持つ生薬同士の配合で作用をより高める組み合わせ。
「相使」は、君薬と使薬を配合して、君薬の効能を高める組み合わせ。
「相畏」は、ある生薬の毒性や烈性が、相手の生薬により抑制される組み合わせ。
「相殺」は、ある生薬の毒性や副作用が、相手の生薬で除去される組み合わせ。
「相悪」は、ある生薬が相手の生薬の持つ効能を減弱させる組み合わせ。
「相反」は、ある生薬とある生薬を配合すると有害な副作用が生じる組み合わせ。