漢方薬の「最も古い文献」は?
ナント! 紀元前にまでさかのぼります
漢方薬が記載された最古の文献は、中国の馬王堆漢墓から発掘された紀元前2~3世紀の著作と思われる「馬王堆医経」という医学書に含まれる「五十二病方」ではないかと考えられていますが、記述内容がかなり粗略であり論理に欠ける部分も多いため、現存する最も古い医学文献の一つである「黄帝内経」が漢方薬の基礎理論を示した文献と言えるでしょう。
また、紀元前1~2世紀のものとされる黄帝内経(こうていだいけい)は漢方薬のみならず、鍼灸も含めた東洋医学の生理・病理・治療などの基礎となる理論が体系的に記述された最も重要な文献でもあるのです。
また、紀元前1~2世紀のものとされる黄帝内経(こうていだいけい)は漢方薬のみならず、鍼灸も含めた東洋医学の生理・病理・治療などの基礎となる理論が体系的に記述された最も重要な文献でもあるのです。