「八綱病証」って、何?
表裏×寒熱×虚実 … 2×2×2=8
東洋医学では異なる病証(病気)をその特徴により大きく8つに分類し、それらを「八綱病証」と呼んでいます。
「八綱病証」は、全ての病気を<表裏><寒熱><虚実>という3組の相反する陰陽分類により8つのグループに分ける診断方法です。
「八綱病証」において病証はまず、表と裏の2つに分けられます。
そして表裏それぞれがまた、寒と熱に分けられ4つに分類されます。
さらにそれらが、虚と実に分けられ「表熱実証」や「裏寒虚証」など、全部で8つの病証に分類されるのです。