「東洋医学」の起源は?
「さする」「食べる」「暖める」「切る」が始まりです
東洋医学は、中国大陸における「患部をさする」「薬になる食物を食べる」「患部を暖める」などといった原始時代の医療に始まり、その後、石器時代に鋭利な石器や道具を用いて皮膚を切り炎症部位の膿(うみ)を排出することにより疾病を治癒させることが可能であることを発見、そこから「鍼灸治療」や「湯液療法」などが誕生しました。
そして、西洋医学に対し、鍼灸を代表とする永い歴史を有する東洋の医療は、特に「東洋医学」と称されるようになり今現在に至るのです。
そしてそれは我が国で更なる発展を遂げ、より自然に無理なく健康を維持する医療として現代へと引き継がれてきたのです。