一般用医薬品
ハツモール ヘアーグロアー S
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
薄毛・発毛促進に効果のある有効成分を複数配合した発毛促進剤です。女性ホルモン配合。若禿・円形脱毛症に。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)次の部位には使用しないでください。
- きず、湿疹あるいは炎症(発赤)等のある頭皮
- 頭皮以外
相談すること
- 次の人は使用前に医師又は薬剤師にご相談ください。
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 本人または家族がアレルギー体質の人
- 薬や化粧品によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、この添付文書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。
使用後、次の症状があらわれた場合(使用を中止し、水またはぬるま湯で洗い流してください)関係部位 症状 頭 皮 発疹、発赤、はれ、かゆみ、かぶれ、痛み その他 悪心、頭痛 - 次の場合は、直ちに使用を中止し、医師または薬剤師もしくはお客様相談室に相談してください。
- 頭皮がふけ状(角層)にはがれる症状があらわれた場合
- 本剤の使用後によく手を洗っても、手(指先)が荒れる場合
効能・効果
- 若禿、粃糠性脱毛症、円形脱毛症
- 発毛促進、脱毛の予防、薄毛、生え際の薄毛
- ふけ、かゆみ
- 病後・産後の脱毛
成分・分量
(100g中)
添加物としてl-メントール、トウガラシチンキ、1.3-ブチレングリコール、グリセリン、ポリオキシエチレンヒマシ油、pH調整剤、香料、エタノール
成 分 | 分 量 | はたらき |
エストラジオール安息香酸エステル | 0.001g | ホルモンバランスを取り戻し、脱毛を抑える。過剰な皮脂の分泌を抑制する。 |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 0.2g | 抗ヒスタミン作用があり、かゆみを抑える。 |
ピリドキシン塩酸塩 | 0.03g | 皮脂腺の働きを正常化し、過剰な皮脂の分泌を抑制する。 |
トコフェロール酢酸エスエル | 0.009g | 毛細血管の血行をよくする。活性酸素から身体を守り、老化を防ぐ。 |
パントテン酸カルシウム | 0.3g | 毛髪や皮膚の栄養状態を整える。 |
サリチル酸 | 2.6g | 角質軟化作用により、有効成分の浸透をよくする。 |
ヒドロコルチゾン | 0.0016g | 炎症を抑える作用があり、腫れや赤み、かゆみを抑える。 |
レゾルシン | 3.0g | 殺菌、抗菌作用によりフケを抑え、頭皮を清潔に保つ。 |
ヒノキチオール | 0.26g | 殺菌、抗菌作用によりフケを抑える。細胞を活性化させる。 |
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手の届かないところに保管してください。
- 直射日光の当らない湿気の少ない涼しいところに保管してください。
- 誤用を避け、品質を保持するために他の容器に入れ替えないでください。
- 火気に近づけないでください。
- アルコールなどで溶けるおそれのあるもの(メガネのわく、化学繊維など)には、つかないようにしてください。
- 洗面化粧台、壁、床や衣類等に付着したままにしておくと、シミになる場合があるので、すぐに洗い流すかあるいはふきとってください。特に壁紙やクッションフロアー等は本剤が浸透し、シミになりますので注意してください。(本剤は微黄色のため、使用時に液が飛び散っても分かりにくいので、注意してください)
- 本剤使用後にかいた汗で、衣類、帽子等がシミになる場合があるので、注意してください。
- 整髪料およびヘアスプレーは、本剤を使用した後に使用してください。ヘアカラー後に使用する場合は、衣類や枕カバー等への色移りが起こりやすくなることがあるので、注意してください。
- パーマ・ヘアカラー直後は頭皮が敏感になっているため、施術後の本剤使用に際しては、注意してください。
- 本剤は外装に記載されている使用期限内に使用してください。
用法・用量
- 一回量:適量(2-3mlが適量です)
- 1日の使用回数:2-3回
*一回に多量に使うよりは、適量を毎日継続して使う方が効果的です。
使用に際しては次の点に注意してください
- アレルギー体質の方、皮膚の弱い方は、ご使用前に必ずパッチテスト(腕の内側のやわらかい部分に塗布し、48時間そのままにする)を行ってください。異常があらわれた時は使用しないでください。
- 本剤の使用により、白髪の方は髪の色が茶褐色になるため、白髪を保ちたい方は使用しないでください。
- 用法・用量を厳守してください。
- 洗髪後の使用は効果的ですが、湯上がり直後は発汗しやすいので、ほてりをさましてから使用してください。
- 小児に使用する場合には保護者の指導監督のもとに使用させてください。
- 目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗ってください。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けてください。
- 液のついた手で、目など粘膜にふれると刺激があるので、手についた液は、よく洗い落としてください。
- 本剤は頭皮のみに使用し、飲まないでください。
製薬会社
田村治照堂