一般用医薬品
イボコロリ 液
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
魚の目、たこ、イボ用の液状の治療薬です。1日4回ガラス棒をもって1滴患部に塗布してください。ガラス棒はキャップと一体化しています。
使用上の注意
してはいけないこと
- 次の人は使用しないでください。
乳幼児。 - 次の部位には使用しないでください。
- 顔面、目の周囲や唇、粘膜など。
- 首すじなどの皮ふのやわらかい部分。
- 炎症又は傷のある患部。
- 水イボ。
- お年寄りにできやすい黒褐色の扁平なイボ。
- 肛門周囲や外陰部にできたイボ。
- 一列に並んだイボ、群生したイボ、身体に多発したイボ。
相談すること
- 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください。
- 今までに薬や化粧品等によるアレルギー症状(例えば発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 糖尿病の治療を受けている人。
- 医師の治療を受けている人。
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
- 本剤の使用により、次の症状があらわれた場合
関係部位 症状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ - 本剤を使用しても症状の改善がみられない場合
- 本剤の使用により、次の症状があらわれた場合
- 本剤をイボにご使用の場合、本剤が有効なのは表面がザラザラした硬い角質化したイボです。他のイボについては医師又は薬剤師に相談してください。
- 塗布した患部の周囲にシミ状の跡形がつく時がありますが、これは一時的で、塗布を中止すればもとの皮ふにもどります。ながびく場合は、医師又は薬剤師に相談してください。
その他の注意
- 本剤が健康な皮ふに付着すると、その部分も白く軟化し、痛んだりするので、もし、ついた場合にはすぐにふきとってください。特に、指の間に塗布する場合は薬液が乾くのを確認してください。
- 目に入らないように注意してください。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗い、直ちに眼科医の診療を受けてください。
効能・効果
魚の目、タコ、イボ
成分・分量
イボコロリ1g中 日本薬局方サリチル酸0.1g コロジオン0.9g
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 本剤は揮発性ですので、キャップの締めがゆるいと薬液が固まってしまいます。ご使用後は、瓶の口・ネジ山に白く固着した薬液をよく拭き取った上、キャップをしっかり締めて、直射日光をさけ、なるべく湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 本剤は引火性ですので、火気に近づけないでください。
- 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
用法・用量
大人、小児、1日4回、ガラス棒をもって1滴宛患部に塗布する。(ガラス棒はキャップと一体化しています)
イボコロリの上手な使い方
- ふたに取り付けた棒の先に薬液をつけ患部に塗布してください。(入浴後、患部をよく拭いてからご使用になると一層効果的です。)
- 薬液はすぐに乾いて白い被膜をはり、薬剤が患部に浸透して行きます。次に塗布するときは、この白い被膜をはがしてから塗ってください。
*被膜を取り除くとき、痛む場合は無理に取り除かないで、被膜の上に重ねて塗布してください。 - 3-4日間塗布を続けた後、被膜と白くなった角質部を痛みを感じない程度に取り除きます。皮ふは再生されますので、清潔にしておいてください。
- 患部が完全に取り除けない場合は、さらに薬液の塗布を繰り返し行ってください。特にうおの目は、しん(角質柱)を完全に取り除かないと再発しますので(1)-(3)の要領で繰り返しご使用ください。
用法及び用量に関連する注意
- 定められた用法及び用量をお守りください。
- 本剤は外用にのみ使用し、内服しないでください。
- 小児に使用する場合には、必ず保護者の指導監督のもとに使用してください。
- イボが多数に出来ている人は、一度に全部の患部に使用せず、1ヶ所又は2ヶ所ずつ使用してください。一度に全部の患部に多量の薬液を使用しますと皮ふを荒らします。
製薬会社
横山製薬