一般用医薬品
抗 アレルギー 錠 クニヒロ
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
じんましん、皮膚のかゆみ、鼻炎に効く抗アレルギー錠です。
じんましんや皮膚のかゆみがあると、何事にも熱中できずがまんのできないものです。また、鼻炎に伴う鼻みず、鼻づまりなどの症状も大変つらいものです。抗アレルギー錠「クニヒロ」は、これらの症状を緩和する抗ヒスタミン剤を配合し、また皮膚や粘膜を正常に保つビタミンB6を配合した製品です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他のアレルギー用薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、乗物酔い薬) - 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください。(眠気があらわれることがあります。)
- 長期連用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦または妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 本人または家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
むくみ、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
心臓病、高血圧、腎臓病、緑内障
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師または薬剤師に相談してください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 症状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ 消化器 悪心・嘔吐、食欲不振 その他 排尿困難
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 症状 偽アルドステロン症 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。 - 5-6日間服用しても症状がよくならない場合
- 服用後、次の症状があらわれた場合
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。
口のかわき
効能・効果
皮膚のかゆみ、湿疹、じんましん、皮膚炎、かぶれ、鼻炎
成分・分量
1日量(9錠)中
添加物として、セルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウムを含有します。
成分 | 含量 | 作用 |
クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 13.5mg | 抗ヒスタミン作用によりかゆみや炎症を抑えます。 |
ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6) | 22.5mg | 皮膚や粘膜を正常に保つビタミンです。 |
グリチルリチン酸カリウム | 180mg | 炎症を抑えます。 |
グルコン酸カルシウム水和物 | 1350mg | じんましん等の症状を緩和します。 |
添加物として、セルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウムを含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に密栓して保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するために他の容器に入れかえないでください。
- ビンの中の詰め物は、輸送中の錠剤の破損を防止するために入れてありますので、フタをあけた後はすててください。
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
用法・用量
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15歳以上) | 3錠 | 2-3回 |
7歳以上15歳未満 | 2錠 | 2回 |
4歳以上7歳未満 | 1錠 | 2回 |
4歳未満の幼児 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- 定められた用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 4歳以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意してください。
製薬会社
皇漢堂製薬