一般用医薬品
シオノギ PV 軟膏
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
4つの有効成分配合でしっしん、かゆみ等にすぐれた効きめを発揮する軟膏剤です。皮ふ保護作用の高い軟膏タイプです。
●アンテドラッグステロイドの一つである「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」がしっしん、かゆみなどをともなう炎症をおさえます。
●「クロタミトン」が皮ふに軽い灼熱感を与え、かゆみをおさえます。
●「トコフェロール酢酸エステル」が皮ふの末梢血管の血流を改善し、治療効果を高めます。
●「イソプロピルメチルフェノール」の皮ふへの殺菌作用により、二次感染による悪化を防ぎます。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用がおこりやすくなります)
- 次の部位には使用しないで下さい。
- 水痘(水ぼうそう)、みずむし・たむしなど、または化膿している患部
- すり傷、切り傷
- 目や目の周囲、口唇などの粘膜の部分など
- 次の場合には使用しないで下さい。
- 美容目的の使用
- かぶれ防止のための化粧下、ひげそりあと
- にきび
- 赤ら顔(赤鼻)
- おむつかぶれ(しっしん以外の原因によることが多い)
- 顔面には広範囲に使用しないで下さい。
- 長期連用しないで下さい。
よくなれば中止して下さい。だらだらと無用に長く使わないで下さい。
相談すること
- 次の人は使用前に医師または薬剤師にご相談下さい。
- 医師の治療を受けている人
- 本人または家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状をおこしたことがある人
- 患部が広範囲の人
- 湿潤やただれのひどい人
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、この文書を持って医師または薬剤師にご相談下さい。
- 使用後、次の症状があらわれた場合関係部位症状皮ふ発疹・発赤、かゆみ皮ふ(患部)みずむし・たむしなどの白せん症、にきび、化膿症状、持続的な刺激感
- 5-6日間使用しても症状がよくならない場合
- 使用後、次の症状があらわれた場合
効能・効果
しっしん、かゆみ、虫さされ、皮ふ炎、ただれ、あせも、かぶれ、じんましん
成分・分量
「シオノギPV軟膏」は、半透明、白色の軟膏で、1g中に次の成分を含有しています。
添加物として、トリエタノールアミン、クエン酸、モノステアリン酸グリセリン、白色ワセリンを含有します。
本剤は有効成分による特異なにおいを有します。
成分 | 含量(1g中) | はたらき |
プレドニゾロン吉草酸エステル 酢酸エステル | 1.5mg | アンテドラッグステロイドの一つで、しっしん・かゆみなどをともなう炎症をおさえる |
クロタミトン | 50.0mg | 皮ふに軽い灼熱感を与え、かゆみをおさえる |
トコフェロール酢酸エステル | 5.0mg | 皮ふの末梢血管の血流を改善し、治療効果を高める |
イソプロピルメチルフェノール | 1.0mg | 皮ふへの殺菌作用により、二次感染による悪化を防ぐ |
添加物として、トリエタノールアミン、クエン酸、モノステアリン酸グリセリン、白色ワセリンを含有します。
本剤は有効成分による特異なにおいを有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当らない湿気の少ない、涼しい所に密栓して保管して下さい。
- 小児の手の届かない所に保管して下さい。
- 他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり、品質が変化します)
- 使用期限をすぎた製品は、使用しないで下さい。
用法・用量
1日数回、適量を患部に塗擦して下さい。
*用法・用量に関する注意
1.定められた用法・用量を厳守して下さい。
2.小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
3.目に入らないようにご注意下さい。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗って下さい。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けて下さい。
4.外用にのみ使用し、内服しないで下さい。
5.ごしごしすりこまないで、のばすようにうすくぬって下さい。
(あつめにぬっても効きめが高まるわけではありません)
6.始めは1日に2-3回ぬり、よくなるにつれて回数をへらして下さい。
7.塗擦後、その部位をラップフィルムなどの通気性の悪いもので覆わないで下さい。
*用法・用量に関する注意
1.定められた用法・用量を厳守して下さい。
2.小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させて下さい。
3.目に入らないようにご注意下さい。万一、目に入った場合には、すぐに水またはぬるま湯で洗って下さい。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けて下さい。
4.外用にのみ使用し、内服しないで下さい。
5.ごしごしすりこまないで、のばすようにうすくぬって下さい。
(あつめにぬっても効きめが高まるわけではありません)
6.始めは1日に2-3回ぬり、よくなるにつれて回数をへらして下さい。
7.塗擦後、その部位をラップフィルムなどの通気性の悪いもので覆わないで下さい。
製薬会社
塩野義製薬