一般用医薬品
ムシペール α
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
虫よけ成分ディートが12%配合されていますので、虫よけの効果の持続時間が長く、蚊、アブ、ブユ(ブユ)などの他、ツツガムシに対しても効果をあらわす皮膚の薬です。吸い込みにくいノンガススプレータイプ。外出や旅行、アウトドアなど、携帯に便利な容器です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと副作用が起こりやすくなります)1、次の部位には使用しないでください
創傷面、目の周囲、粘膜等。
相談すること
- 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談してください
- 今までに薬や化粧品等によりアレルギー症状(発疹・発赤、かゆみ、かぶれ等)を起こしたことがある人。
- 湿疹やただれのある人。
- 医師の治療を受けている人。
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、説明文所をもって医師又は薬剤師に相談してください。
(1)使用後、次の症状があらわれた場合。関係部位 症状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ、はれ等
効能・効果
蚊、ブユ(ブヨ)、サシバエ、アブ、ナンキンムシ、ノミ、イエダニ、ツツガムシの忌避
成分・分量
有効成分(100ml中)
添加物としてエタノール、香料を含有します。
成分 | 分量 | はたらき |
ディート | 12g | 吸血害虫を忌避します。 |
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 高温をさけ、直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
- 火気に近づけないでください。
- 使用期限(ケース底面及び容器底面に西暦年と月を記載)をすぎた製品は使用しないでください。使用期限内であっても、品質保持の点から開封後はなるべく早く使用してください。
用法・用量
- 蚊、ブユ(ブヨ)、サシバエ、アブ、ナンキンムシ、ノミ、イエダニを忌避させる目的で使用する場合
本剤の適量を用事、首筋、腕、足など皮ふの露出部分に噴霧してください。
顔面などの場合には適量を一度手のひらに噴霧してから塗布してください。 - ツツガムシを忌避させる目的で使用する場合
本剤の適量を4-6時間毎に、皮ふの露出部分及びはきものやズボンのすそなどにむらなく噴霧してください。顔面などの場合には適量を一度手のひらに噴霧してから塗布してください。
用法・用量に関連する注意
- 本剤は吸血害虫に対する忌避剤であって、疾病の治療薬ではありません。
- 定められた用法・用量を守ってください。
- 漫然とした使用をさけ、蚊・ブユ(ブヨ)等が多い戸外での使用等、必要な場合にのみ使用してください。
- 小児(12才未満)に使用する場合には、保護者等の指導監督のもとで、以下の回数を目安に使用してください。なお、顔には使用しないでください。
- 6ヵ月未満の乳児には使用しないでください。
- 6ヵ月以上2才未満は、1日1回。
- 2才以上12才未満は、1日1-3回。
- 目に入ったり、飲んだり、なめたり、吸い込んだりすることがないようにし、塗布した手で目をこすらないでください。また、具合が悪くなる等の症状が現れた場合には、直ちに、本剤にエタノールとディートが含まれていることを医師に告げて診療を受けてください。
- 本剤は外用にのみ使用し、内服しないでください。
- 次の物には付着させないでください。(変質する場合があります。)
食物、食器、玩具、床や家具などの塗装面、メガネ、時計、アクセサリー類、プラスチック類、化繊製品、皮革製品、マニキュア等。 - ストッキングなどの上に直接噴霧しないでください。(生地が傷む場合があります。)
- 特にツツガムシの忌避を目的とした場合には、さらに次のことに注意してください。
- ツツガムシは見えにくいので、生息していそうな場所に立ち入る前に塗布してください。また、濡れたり、汗をかいたりした場合は早めに塗り直しをしてください。
- シャツ、ズボン、ストッキングなどの衣類に噴霧する時
- 繊維の種類によっては本剤により変質する場合があります。ウール(毛)、コットン(綿)、ナイロンは変質しませんが、ポリエステル系やポリウレタン系の合成繊維は変質しやすいので注意してください。
- ストッキングにはポリウレタン系が多いので噴霧しないでください。
- 外出するときは、薬剤だけに頼らずにシャツやズボン、長靴などを使用し、肌を露出しないようにしてください。
- 帰宅後は、着用した衣類や靴は石鹸水あるいは熱湯につけ、本人はお風呂に入るようにしてください。
使用方法
- 初めに白いプッシュボタンを5-6回程度「から押し」してからご使用ください。
- 肌などから約10cm離し、塗り残しのないようにむらなく噴霧してください。
- 容器を逆さにしても噴霧できます。
- 中身が少なくなった時は、容器を逆さにして使用すると液が出やすくなります。
製薬会社
池田模範堂