一般用医薬品
ジキニン 鼻炎 AG 顆粒
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
生薬ベラドンナの抽出成分ペラドリン20などの働きにより、花粉、ハウスダスト、ダニなどが原因で起こるアレルギー性鼻炎や、急性鼻炎によるくしゃみ、鼻水、鼻づまりなどにすぐれた効き目を発揮する顆粒タイプの鼻炎薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなる)- 次の人は服用しないでください
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人:前立腺肥大による排尿困難
- 次の診断を受けた人:高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)、塩酸フェニルプロパノールアミンを含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがある)
- 長期連用しないでください
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
- 医師の治療を受けている人
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 高齢者
- 本人又は家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人:高熱、排尿困難、むくみ
- 次の診断を受けた人:緑内障、腎臓病
- モノアミン酸化酵素阻害剤(塩酸セレギリン等)で治療を受けている人
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この添付文書を持って医師又は薬剤師に相談してください
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 症状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ 消化器 悪心・嘔吐、食欲不振 精神神経系 めまい、不眠、神経過敏、頭痛 その他 排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさ
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療をうけてください。症状の名称 症状 ショック
(アナフィラキシー)服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる 偽アルドステロン症 尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる - 5-6日間服用しても症状がよくならない場合
- 服用後、次の症状があらわれた場合
- 次の症状があらわれることがありますので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。
口のかわき、便秘
効能・効果
アレルギー性鼻炎、急性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭が重い
成分・分量
成分名 | 分 量 (1包1g中) | 働き |
ベラドリン20 | 0.67mg | 自律神経に働いて、鼻みずの分泌を抑えます |
グリチルリチン酸 | 46.7mg | 鼻粘膜の炎症を抑えます |
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 2mg | アレルギー症状を抑え、鼻みず、くしゃみをしずめます |
塩酸プソイドエフェドリン | 60mg | 血管収縮作用により鼻粘膜の充血を抑えて、鼻みず、鼻づまりを改善します |
無水カフェイン | 50mg | 頭重感をやわらげます |
添加物としてクエン酸、トウモロコシデンプン、乳糖、バレイショデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、クロルカルメロースNa、酒石酸、ステアリン酸Mg、セルロース、白糖、無水ケイ酸を含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光のあたらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わる)
- 1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に服用してください。
- 使用期限を過ぎた製品は、服用しないでください。
用法・用量
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
15才以上 | 1包 | 3回 |
11才以上 15才未満 | 2/3包 | |
7才以上 11才未満 | 1/2包 | |
3才以上 7才未満 | 1/3包 | |
3才未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 本剤は水又はぬるま湯で服用してください。
製薬会社
全薬工業