一般用医薬品
新 ビオミット S
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
乳酸菌やビサコジルなど5種の有効成分を配合した便秘治療薬です。
便秘は、さまざまな原因によって起こる身近な病気で、一時的な便秘と慢性(常習)の便秘とに大別されます。一時的な便秘は、旅行など生活習慣の変化、不安・緊張など精神的なストレスによって起こることが多く、新しい環境になれたり、ストレスから開放されれば自然に便通がよくなるものです。これに対して慢性の便秘は、その原因が複雑なことが多く、かんたんには便通が良くなりません。また、便秘が長く続くと、頭が重くなる、のぼせやすい、肌あれ、吹出物ができるといった症状が現れてくることがあります。
「新ビオミットS」は、さまざまな原因による便秘に効果的に作用し、便通を整え、便秘による頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、腹部膨満感などの症状を改善します。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります)
- 本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないでください
他の瀉下薬(下剤) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
- 大量に服用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください。
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
はげしい腹痛、悪心・嘔吐
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
皮ふ・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・はげしい腹痛、悪心・嘔吐 - 1週間位服用しても症状がよくならない場合。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください。
下痢
効能・効果
- 便秘
- 便秘に伴う次の諸症状の緩和
頭重、のぼせ、肌あれ、吹出物、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔
成分・分量
1錠中に次の成分を含んでいます。
添加物として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、CMC-Ca、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化チタン、黄色5号、カルナウバロウを含んでいます。
成分及び分量に関連する注意
本剤の服用により、尿が黄褐色又は赤褐色になることがありますが、これは主成分のセンノシドによるものであり、心配ありません。
成分 | 含量 | 働き |
ビサコジル | 4mg | 大腸粘膜に直接作用し、正常なぜん動運動を促進させて排便を促します。又、小腸からの栄養補助障害もありません。 |
センノシド | 16mg | 腸のぜん動運動を促進し、腸の働きを活発にします。 |
ジオクチルソジウムスルホサクシネート | 20mg | 固くなった便に水分を含ませ、柔らかくし、排便を促します。 |
有胞子性乳酸菌 | 10mg | 便秘の原因ともなる腸内の有害菌を減少させ、お腹の調子を整えます。 |
デヒドロコール酸 | 50mg | 胆汁の分泌を促進し、腸の働きを活発にします。 |
添加物として低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、セルロース、無水ケイ酸、ヒドロキシプロピルセルロース、CMC-Ca、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、マクロゴール、タルク、酸化チタン、黄色5号、カルナウバロウを含んでいます。
成分及び分量に関連する注意
本剤の服用により、尿が黄褐色又は赤褐色になることがありますが、これは主成分のセンノシドによるものであり、心配ありません。
保管及び取扱い上の注意
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 直射日光の当たらない、湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れ替えないでください。
- 使用期限をすぎた製品は服用しないでください。
用法・用量
1日1回、就寝前又は空腹時に次の量を服用してください。ただし、初回は最小量を服用し、便通の具合や状態をみながら少しずつ増量又は減量してください。
15才以上:1回量1-3錠
11才-15才未満:1回量1-2錠
用法・用量に関連する注意
15才以上:1回量1-3錠
11才-15才未満:1回量1-2錠
用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を必ず守ってください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用してください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります)
製薬会社
三宝製薬