知っておきたい 『市販の薬』

イアトリズム総合案内
一般用医薬品

ハッキリエース

リスク区分
指定第二類医薬品

製品の特徴

生薬鎮痛成分(シャクヤクエキス)を配合した頭痛薬です。胃粘膜保護成分を配合した胃にやさしい頭痛薬です。さっと溶けるさわやかな緑の顆粒タイプ。非アスピリン製剤。眠くなる成分は配合していません。60包入り。

使用上の注意

してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)

  1. 次の人は服用しないこと
    1. 本剤による過敏症状(発疹・発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人
    2. 本剤または他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
  2. 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品を服用しないこと
    他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬
  3. 服用時は飲酒しないこと
  4. 長期連用しないこと

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、歯科医師または薬剤師に相談すること
    1. 医師または歯科医師の治療を受けている人
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人
    3. 水痘(水ぼうそう)もしくはインフルエンザにかかっている、またはその疑いのある乳・幼・小児(15歳未満)
    4. 高齢者
    5. 本人または家族がアレルギー体質の人
    6. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
    7. 次の診断を受けた人・・・・・心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、歯科医師または薬剤師に相談すること
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合
      関係部位症状
      皮ふ発疹・発赤、かゆみ
      消化器悪心・嘔吐、食欲不振
      精神神経系めまい

      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること
      症状の名称症状
      ショック(アナフィラキシー)服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
      皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)・中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。
      肝機能障害全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
      ぜんそく
    2. 5-6回服用しても症状がよくならない場合

効能・効果

  • 頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
  • 悪寒・発熱時の解熱

    ・こんな時に
  • 頭痛を鎮めたい時に…
  • 熱を下げたい時に…
  • 歯が痛いときに…
  • その他の痛みを鎮めたい時に(生理痛・腰痛・関節痛などに)

成分・分量

1日量(3包2、352mg中)
有効成分分量はたらき
アセトアミノフェン690mg鎮痛・解熱作用
エテンザミド690mg鎮痛・解熱作用
カフェイン225mg鎮痛補助作用
シャクヤクエキス(原生薬換算量:600mg)150mg鎮痛作用
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム450mg胃粘膜保護作用

添加物として乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、l-メントール、精製カンゾウエキス末、銅クロロフィリンNa、カルメロースカルシウムを含有する。

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光のあたらない湿気の少ない涼しいところに保管すること
  2. 小児の手のとどかない所に保管すること
  3. 他の容器に入れかえないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)
  4. 1包を分割して服用した残りを保管する場合は、袋の口を折り返して、外気にふれないようにし、早めに服用すること
  5. 使用期限を過ぎたものは服用しないこと

用法・用量

成人(15才以上)1回1包、11才以上15才未満1回2/3包、1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて服用してください。服用間隔は4時間以上おくこと

用法・用量に関する注意事項

  1. 定められた用法・用量を厳守すること
  2. 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
  3. 11歳未満の小児には服用させないこと

製薬会社

小林製薬