一般用医薬品
セデス・ハイ
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
頭痛・歯の痛みに効くピリン系解熱鎮痛薬です。鎮痛作用の強いイソプロピルアンチピリンをはじめ4種類の成分を配合することにより、強い痛みにもすぐれた鎮痛効果をあらわします。小型の服用しやすい錠剤で速く効きしかも効果が持続します。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)- 次の人は服用しないで下さい
- 本剤または本剤の成分によりアレルギー症状をおこしたことがある人
- 本剤または他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくをおこしたことがある人
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないで下さい
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、乗物酔い薬 - 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないで下さい(眠気などがあらわれることがあります)
- 服用前後は飲酒しないで下さい
- 長期連用しないで下さい
相談すること
- 次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者にご相談下さい
- 医師または歯科医師の治療を受けている人
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 高齢者
- 薬などによりアレルギー症状をおこしたことがある人
- 次の診断を受けた人
心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者にご相談下さい
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振 精神神経系 めまい その他 過度の体温低下 症状の名称 症状 ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性膿疱症 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 腎障害 発熱、発疹、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。 間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 ぜんそく 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。 - 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談下さい
眠気 - 5-6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、歯科医師、薬剤師または登録販売者にご相談下さい
効能・効果
- 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・神経痛・腰痛・外傷痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛の鎮痛
- 悪寒・発熱時の解熱
成分・分量
セデス・ハイは、白色の二層の錠剤で、1錠中に次の成分を含有しています。
添加物としてカルメロースカルシウム、クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、トウモロコシデンプン、乳糖水和物、ヒドロキシプロピルセルロースを含有しています。
成分 | 含量 | はたらき |
イソプロピルアンチピリン(IPA) | 75mg | 熱を下げ、痛みをやわらげる |
アセトアミノフェン | 125mg | 熱を下げ、痛みをやわらげる |
アリルイソプロピルアセチル尿素 | 30mg | 痛みをおさえるはたらきを助ける |
無水カフェイン | 25mg | 痛みをおさえるはたらきを助けるほか、頭痛をやわらげる |
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当らない湿気の少ない、涼しい所に保管して下さい。
- 小児の手の届かない所に保管して下さい。
- PTPシートから出して他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり、品質が変化します)
- 使用期限をすぎた製品は、服用しないで下さい。
用法・用量
次の量をなるべく空腹時をさけて、水またはぬるま湯でおのみ下さい。また、おのみになる間隔は4時間以上おいて下さい。
●定められた用法・用量を厳守して下さい。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15才以上) | 2錠 | 3回を限度とする |
15才未満 | 服用させないこと |
錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出しておのみ下さい。(誤ってそのまま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながることがあります)製薬会社
塩野義製薬