一般用医薬品
クリアロン 鎮痛薬
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
頭痛・歯痛・生理痛の時などの痛みにすばやく作用し、すぐれた効き目をあらわす鎮痛薬です。傷みによく効くイソプロピルアンチピリン、エテンザミド、カフェイン水和物を配合。制酸作用と胃粘膜を保護する作用を有する乾燥水酸化アルミニウムゲルを配合しているので、胃にやさしく、また、眠気を催す成分は入っていません。36錠入り。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
- 次の人は服用しないでください。
- 本剤によるアレルギー症状(発疹、発赤、かゆみ、浮腫など)を起こしたことがある人。
- 本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品を服用しないこと
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬 - 服用時は飲酒しないこと
- 長期連用しないこと
相談すること
- 次の人は服用前に医師、歯科医師または薬剤師に相談すること
- 医師または歯科医師の治療を受けている人
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 水痘(水ぼうそう)もしくはインフルエンザにかかっている、またはその疑いのある乳・幼・小児(15歳未満)
- 高齢者
- 本人または家族がアレルギー体質の人
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の診断を受けた人・・・・・心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、歯科医師または薬剤師に相談すること
- 服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 症状 皮ふ 発疹・発赤、かゆみ 消化器 悪心・嘔吐、食欲不振 精神神経系 めまい
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること症状の名称 症状 ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)・中毒性表皮壊死症(ライエル症候群) 高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。 ぜんそく - 5-6回服用しても症状がよくならない場合
- 服用後、次の症状があらわれた場合
効能・効果
- 頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・神経痛・咽喉痛・耳痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛
- 発熱・悪寒時の解熱
成分・分量
成分 | 1錠中含量 |
イソプロピルアンチピリン | 75mg |
エテンザミド | 125mg |
カフェイン水和物 | 25mg |
乾燥水酸化アルミニウムゲル | 35mg |
添加物として、クロスCMC-Na、セルロース、ステアリン酸Mgを含有する。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
- 取扱いの際はPTPシートのアルミ箔に傷をつけないようにしてください。
- 使用期限を過ぎたものは服用しないこと
用法・用量
- 15才以上:1回2錠、1日3回まで
- 8歳以上15才未満:1回1錠、1日3回まで
- 8歳未満:服用しないでください。
用法・用量に関する注意事項
- 定められた用法・用量を厳守すること
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること
錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること。(誤ってそのまま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる)
製薬会社
福地製薬