知っておきたい 『市販の薬』

してはいけないこと

次の人は服用しないこと。

1. 15才未満の小児。
2. 本剤による過敏症状(発疹、発赤、かゆみ、浮腫等)を起こしたことがある人。
3. 本剤、または他の解熱鎮痛剤、かぜ薬を服用して喘息を起こしたことがある人。
   
   • 本剤を服用している間は、次のいずれかの医薬品も服用しないこと。
     他の解熱鎮痛剤、かぜ薬、鎮痛薬、乗り物酔い薬。
   • 服用時は飲酒しないこと。
   • 長期間服用しないこと。

相談すること

次の人は服用前に医師、または薬剤師に相談すること。

1. 医師または歯科医師の治療を受けている人。
2. 妊婦または妊娠していると思われる人。
3. 高齢者。
4. 本人または家族がアレルギー症状を起こしたことがある人。
5. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
6. 次の診断を受けた人。心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
   ●次の場合は、直ちに服用を止め、この説明書を持って医師、歯科医師、薬剤師に相談すること。
   (1)服用後、次の症状が現れた場合

   関係部位	症状
   皮膚	発疹、発赤、かゆみ
   消化器	悪心、嘔吐、食欲不振
   精神神経系	めまい

   まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。

   症状の名称	症状
   ショック(アナフィラキシー)	服用後すぐに、じんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに顔色が青白くなり、手足が冷たくなり冷や汗、息苦しさ等が現れる。
   皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症	高熱を伴って、発疹、発赤、やけど様のみずぶくれなど、激しい症状が全身の皮膚、口や目の粘膜に現れる。
   肝機能障害	全身のだるさ、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる等)が現れる。
   ぜんそく

   (2)5-6回服用しても症状がよくならない場合