知っておきたい 『市販の薬』

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一般用医薬品

オムニンエース

リスク区分
指定第二類医薬品

製品の特徴

かぜによるせき、たん、発熱、頭痛など11の諸症状を緩和する総合感冒薬です。イブプロフェンのほか6種の有効成分を配合しました。非ピリン系のかぜ薬です。30錠入り。

使用上の注意

してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)
次の人は、服用しないでください。
  1. 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
  2. 本剤または他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
    2.この医薬品を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
    他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬)。
    3.服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
    4.服用時は飲酒しないでください。
    5.5日間を越えて服用しないでください。

    相談すること
    1.次の人は使用前に医師または薬剤師に相談してください。
    (1)医師または歯科医師の治療を受けている人
    (2)妊婦または妊娠していると思われる人
  3. 授乳中の人
  4. 高齢者
  5. 本人または家族がアレルギー体質の人
  6. 薬によるアレルギー症状を起こしたことがある人
  7. 次の症状のある人、高熱、排尿困難
  8. 次の診断を受けたひと
    甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、肝臓病、高血圧、腎臓病、緑内障、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病
    (8)次の病気にかかったことのある人
    胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン氏病

    2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明文を持って医師、または薬剤師に相談すること。
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合
      (関係部位と症状)
      皮ふ・・・・・発疹・発赤、かゆみ
      消化器・・・・・悪心・嘔吐、食欲不振、胃痛、胃部不快感、口内炎
      精神神経系・・・・・めまい
      その他・・・・・目のかすみ、耳なり、むくみ、排尿困難
      まれに下記の重篤な症状がおこることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
      (症状の名称と症状)
      • ショック(アナフィラキシー):本剤の服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。
      • 皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)・中毒性皮膚壊死症(ライエル症候群):高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる。
      • 肝機能障害:全身のだるさ、黄痕(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。
      • 腎障害:尿量が減り、全身のむくみ及びこれらに伴って息苦しさ、だるさ、悪心・嘔吐、血尿、蛋白尿等があらわれる。
      • 無菌性髄膜炎:首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、悪心・嘔吐等の症状があらわれる。(これらの症状は特に全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病の治療を受けている人の多くで報告されている)
      • 間質性肺炎:空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。(これらの症状はかぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱等の症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること)
      • ぜんそく
    2. 5-6回服用しても症状がよくならない場合(特に、熱が3日以上続いたり、また、熱が反復したりするとき)
      3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、または薬剤師に相談してください。便秘、下痢、口のかわき

効能・効果

風邪の諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

成分・分量

  • 非ピリン系解熱鎮痛剤 イブプロフェン 450mg かぜによる悪寒、発熱、頭痛、のどの痛み、関節の痛み、筋肉の痛みをしずめます。
  • 抗ヒスタミン剤 フマル酸クレマスチン 1.34mg(クレマスチンとして1mg) かぜのひきはじめにみられる、くしゃみ、鼻水、鼻づまりのアレルギー症状に効果をあらわします。
  • 鎮咳剤 リン酸ジヒドロコデイン 22mg 鎮咳作用が強く、従来から最も繁用されている咳止め薬で、咳中枢に働いてせきをしずめます。
  • 気管支拡張剤 dl-塩酸メチルエフェドリン 60mg 気管支を拡げ、せきをしずめてのどを楽にします。
  • 去痰剤 塩酸ブロムヘキシン 12mg 気道粘膜溶解作用、気道粘膜における漿液性分泌液増加作用、繊毛運動亢進作用により、痰をうすめ、はき出しやすくします。
  • カフェイン剤 無水カフェイン 75mg 解熱鎮痛薬の鎮痛効果を増強します。
    添加物:セルロース、無水ケイ酸、クロスCMC-Na、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酸化チタン、マクロゴールを含有しています。

保管及び取扱い上の注意

  1. 小児の手のとどかない所に保管して下さい。
  2. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  3. 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないで下さい。
  4. 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。

用法・用量

次の量を食後なるべく30分以内に服用してください。
大人(15才以上):1日量3錠、1日服用回数3回
15才未満:使用しないこと
定められた用法・用量を厳守してください。

製薬会社

オール薬品工業