一般用医薬品
パブロンエース AX 微粒
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
アンブロキソール塩酸塩をはじめ、9種類の有効成分を配合し、のどの痛み、せき、たん、熱、鼻みずなど11のかぜの諸症状に効果をあらわす総合かぜ薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)- 次の人は服用しないでください
- 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- 15才未満の小児。
- 出産予定日12週以内の妊婦。
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も使用しないでください。
他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬等(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬等) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(眠気等があらわれることがあります) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
(動物試験で乳汁中への移行が認められています) - 服用前後は飲酒しないでください
- 5日間を超えて服用しないでください
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 医師又は歯科医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
高熱、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、緑内障、全身性エリテマトーデス、混合性結合組織病 - 次の病気にかかったことのある人。
胃・十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、クローン病
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ、浮腫、青あざができる 消化器 吐き気・嘔吐、食欲不振、胃部不快感、胃痛、腹痛、胃・腹部膨満感、胸やけ、口内炎、胃もたれ、下痢、血便、胃腸出血 精神神経系 めまい、しびれ感 循環器 動悸 呼吸器 息切れ 泌尿器 排尿困難 その他 目のかすみ、耳なり、むくみ、鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、出血、背中の痛み、過度の体温低下、からだがだるい
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 症状 ショック(アナフィラキシー) 服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。 皮膚粘膜眼症候群
(スティーブンス・ジョンソン症候群)、
中毒性表皮壊死融解症高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤等が持続したり、急激に悪化する。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 腎障害 尿量が減り、全身のむくみ及びこれらに伴って息苦しさ、だるさ、吐き気・嘔吐、血尿・蛋白尿等があらわれる。 無菌性髄膜炎 首筋のつっぱりを伴った激しい頭痛、発熱、吐き気・嘔吐等の症状があらわれる。
(このような症状は、特に全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病の治療を受けている人で多く報告されている)間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 ぜんそく 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。 再生不良性貧血 青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。 無顆粒球症 突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。 - 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
便秘、口のかわき、眠気 - 5-6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
(特に熱が3日以上続いたり、又は熱が反復したりするとき)
効能・効果
かぜの諸症状(のどの痛み、せき、発熱、鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、たん、頭痛、悪寒、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和
成分・分量
1包(1.3g)中
添加物:セルロース、D-マンニトール、無水ケイ酸、バレイショデンプン、メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒドロキシプロピルセルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ヒプロメロース、ステビアエキス、タルク、エチルセルロース、アメ、香料、デンプン、ビタミンE
成分 | 分量 | はたらき |
イブプロフェン | 150mg | 発熱、頭痛、のどの痛み等、熱と痛みをしずめます。 |
アンブロキソール塩酸塩 | 15mg | せきの原因となるのどにからまるしつこいたんを出しやすくします。 |
ジヒドロコデインリン酸塩 | 8mg | せき中枢にはたらき、せきをしずめます。 |
dl-メチルエフェドリン塩酸塩 | 20mg | 気管支を広げ、呼吸を楽にして、せきをしずめます。 |
クロルフェニラミンマレイン酸塩 | 2.5mg | くしゃみ、鼻みず、鼻づまりの症状をおさえます。 |
無水カフェイン | 25mg | 頭痛をしずめます。 |
チアミン硝化物(ビタミンB1硝酸塩) | 8mg | かぜの時に消耗しやすいビタミンを補給します。 |
リボフラビン(ビタミンB2) | 4mg | |
アスコルビン酸 (ビタミンC) | 166.7mg (3包中500mg) |
添加物:セルロース、D-マンニトール、無水ケイ酸、バレイショデンプン、メタケイ酸アルミン酸Mg、ヒドロキシプロピルセルロース、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ヒプロメロース、ステビアエキス、タルク、エチルセルロース、アメ、香料、デンプン、ビタミンE
注意
本剤の服用により、尿が黄色になることがありますが、これは本剤中のビタミンB2によるもので、ご心配ありません。保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります)
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
用法・用量
次の量を水又はぬるま湯で服用してください。食後なるべく30分以内に服用。
年令 | 1回量 | 服用回数 |
15才以上 | 1包 | 1日3回 |
15才未満 | 服用しないこと |
注意
定められた用法・用量を厳守してください。製薬会社
大正製薬