一般用医薬品
阪本漢法の葛根湯 エキス 顆粒 2 (満量処方)
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
漢方製剤です。漢方処方には古方、後世方及び経験方を含めて何千という処方がありますが、この中でも漢方関係の成書の多くに今まで納められている様な処方は、長い年月その効果が保証されてきた処方といえます。阪本漢法では特に『傷寒論(しょうかんろん)』、『金匱要略(きんきようりゃく)』からこの処方を選んで服用し易い顆粒剤にしました。葛根湯は、代表的な発汗剤の1つで、熱のある急性の病態にも、熱のない慢性の病態にも、主に汗をかかせることによって感冒、鼻かぜ、頭痛、肩こりなどの症状を改善していく処方です。『阪本漢法の葛根湯顆粒2』は、葛根湯製剤の中でも、日本薬局方葛根湯エキスを全量配合している満量処方※ですので効果の手ごたえを感じていただけます。飲みやすく服用量を調節しやすい顆粒ですので、2歳の子供さんから大人まで幅広く服用できます。眠くなる成分を含んでおりませんので、仕事や車の運転にも支障はありません。
※『満量処方』とは葛根湯の生薬最大分量である25gより得た葛根湯エキスを、全量(最大量)配合していることを意味します。
使用上の注意
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
- 胃腸の弱い人。
- 発汗傾向の著しい人。
- 高齢者。
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
むくみ、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位症状
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 吐き気、食欲不振、胃部不快感 症状の名称 症状 偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 - 1ヵ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5-6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
- 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
効能・効果
体力中等度以上のものの次の諸症:感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み
成分・分量
成人1日量2包(1包4.5g)中
葛根湯エキス 4.34g
より製した乾燥エキス
添加物:乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
葛根湯エキス 4.34g
成分 | 分量 | 成分 | 分量 |
日局 カッコン | 8.0g | 日局 シャクヤク | 3.0g |
日局 マオウ | 4.0g | 日局 カンゾウ | 2.0g |
日局 タイソウ | 4.0g | 日局 ショウキョウ | 1.0g |
日局 ケイヒ | 3.0g |
添加物:乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
成分・分量に関連する注意
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがありますが、品質に問題はありません。保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
- 湿気などにより薬が固化することがあるので、1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、速やかに服用すること。
用法・用量
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15歳以上) | 1包 | 2回 食前又は食間に水かお湯で服用してください。 |
7歳以上 15歳未満 | 2/3包 | |
4歳以上 7歳未満 | 1/2包 | |
2歳以上 4歳未満 | 1/3包 | |
2歳未満 | 服用しないでください。 |
用法・用量に関連する注意
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 定められた用法・用量を厳守してください。
製薬会社
阪本漢法製薬