知っておきたい 『市販の薬』

イアトリズム総合案内
一般用医薬品

ヒヤ こども かぜ薬 M

リスク区分
第二類医薬品

製品の特徴

せきやのどの痛みによく効く南天実エキスを配合した小児用・乳児用総合風邪薬です。お子さまが飲みやすいよう、メープルシロップ味の細粒とし、スティック状に分包しました。医薬品。 (C)1976,2008 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN(H)

使用上の注意

本剤は小児用ですが、かぜ薬として定められた一般的な注意事項を記載しています

してはいけないこと

(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
  1. 次の人は服用しないでください
    1. 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人
    2. 本剤またはほかのかぜ薬、解熱鎮痛薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人
  2. 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
    他のかぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳去たん薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)
  3. 服用後、乗物または機械類の運転操作をしないでください(眠気があらわれることがあります)
  4. 服用時は飲酒しないでください
  5. 長期連用しないでください

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください
    1. 医師または歯科医師の治療を受けている人
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人
    3. 本人または家族がアレルギー体質の人
    4. 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
    5. 次の症状のある人:高熱、排尿困難
    6. 次の診断を受けた人:心臓病、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍・緑内障
  2. 次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師または薬剤師に相談してください
    1. 服用後、次の症状があらわれた場合
      関係部位症状
      皮 ふ発疹・発赤、かゆみ
      消化器悪心・嘔吐、食欲不振
      精神神経系めまい
      その他排尿困難
      まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療をうけてください。
      症状の名称症 状
      ショック
      (アナフィラキシー)
      服用後すぐにじんましん、浮腫、胸の苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる
      皮膚粘膜眼症候群
      (スティーブンス・ジョンソン症候群)
      中毒性表皮壊死症
      (ライエル症候群)
      高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水ぶくれ等の激しい症状が、全身の皮ふ、口や目の粘膜にあらわれる
      肝機能障害全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる
      間質性肺炎空せき(たんを伴わないせき)を伴い、息切れ、呼吸困難、発熱等があらわれる。(これらの症状は、かぜの諸症状と区別が難しいこともあり、空せき、発熱等の症状が悪化した場合にも、服用を中止するとともに、医師の診療を受けること)
      ぜんそく
    2. 5-6回服用しても症状がよくならない場合
  3. 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強がみられた場合には、服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください
    口のかわき

効能・効果

かぜの諸症状(鼻みず、鼻づまり、くしゃみ、せき、たん、のどの痛み、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和

成分・分量

3包(4.5g)中
アセトアミノフェン450mg熱を下げ、痛みをしずめます
チペピジンヒベンズ酸塩37.5mgせきをしずめ、たんを切ります
クロルフェニラミンマレイン酸塩3.75mg鼻みず、くしゃみなどのアレルギー症状をおさえます
ナンテンジツエキス67mg
(原生薬換算量670mg)
せきをしずめる効果のある生薬成分です
添加物:白糖、ステアリン酸Mg、ケイ酸Ca、香料、エチルバニリン、バニリン、プロピレングリコール

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに保管してください。
  2. 小児の手のとどかないところに保管してください。
  3. 誤用をさけ、品質を保持するため、他の容器に入れかえないでください。
  4. 使用期限をすぎた製品は服用しないでください。

用法・用量

次の1回量を1日3回、食後なるべく30分以内に服用してください
年令7-15才未満3-7才未満1-3才未満1才未満
1回量1包2/3包1/2包服用しないこと

用法・用量に関連する注意

  1. 保護者の指導監督のもとに服用させてください。
  2. 定められた用法・用量をお守りください。
  3. 2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。

製薬会社

樋屋奇応丸