一般用医薬品
阪本漢法の小青竜湯 エキス 顆粒 (満量処方)
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
漢方の成書といわれる中国の医書『傷寒論(しょうかんろん)』、『金匱要略(きんきようりゃく)』に収載されている漢方薬です。アレルギー性鼻炎、感冒、花粉症などで鼻水が多量に出て止まりにくい鼻炎、水っぽい痰を伴った咳や気管支ぜんそくなどの病気は、漢方では水毒(体内の水分代謝が悪い)が原因と言われています。『阪本漢法の小青竜湯エキス顆粒』は、からだを温め体内の水毒をとることによって鼻水、鼻炎、うすい水様の痰を伴う咳に効果があります。生薬を抽出したエキスを最大量配合しておりますので、効果の手ごたえを感じていただけます。飲みやすく服用量を調節しやすい顆粒ですので、1歳の子供から大人まで幅広く服用できます。眠くなる成分は入っておりませんので、仕事や車の運転にも支障はありません。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
- 胃腸の弱い人。
- 発汗傾向の著しい人。
- 高齢者。
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
むくみ、排尿困難 - 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
まれに次の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 消化器 吐き気、食欲不振、胃部不快感 症状の名称 症状 間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 - 1ヵ月位(感冒に服用する場合には5-6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
- 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
効能・効果
体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症
成分・分量
小青竜湯エキス 4.22g
成分 | 分量 | 成分 | 分量 |
日局 マオウ | 3g | 日局 ケイヒ | 3g |
日局 シャクヤク | 3g | 日局 サイシン | 3g |
日局 カンキョウ | 3g | 日局 ゴミシ | 3g |
日局 カンゾウ | 3g | 日局 ハンゲ | 6g |
添加物:乳糖水和物、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム
成分・分量に関連する注意
本剤は天然物(生薬)のエキスを用いていますので、顆粒の色が多少異なることがあります。保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
- 湿気などにより薬が固化することがあるので、1包を分割した残りを服用する場合には、袋の口を折り返して保管し、速やかに服用すること。
用法・用量
1日3回食前又は食間に服用する。
年齢 | 1回服用量 |
成人(15歳以上) | 1包 |
7歳以上 15歳未満 | 2/3包 |
4歳以上 7歳未満 | 1/2包 |
2歳以上 4歳未満 | 1/3包 |
2歳未満 | 1/4包 |
用法・用量に関連する注意
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
- 1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させること。
- 食間とは食後2-3時間を指す。
製薬会社
阪本漢法製薬