知っておきたい 『市販の薬』

イアトリズム総合案内
一般用医薬品

ナイシトール L

リスク区分
第二類医薬品

製品の特徴

体に脂肪がつきすぎた、いわゆる脂肪太りで、特におなかに脂肪がたまりやすい方、便秘がちな方に適しています。漢方処方(18種類の生薬)から抽出したエキスを、乾燥して錠剤に仕上げたお薬です。脂肪の分解・燃焼を促し、肥満症の改善に効果があります。

使用上の注意

してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
1.本剤を服用している間は、次の医薬品を服用しないこと
・他の瀉下薬(下剤)
2.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳をさけること

相談すること

1.次の人は服用前に医師または薬剤師または登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人
(2)妊婦または妊娠していると思われる人
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
(4)胃腸が弱く下痢しやすい人
(5)発汗傾向の著しい人
(6)高齢者
(7)今までに薬により発疹・発赤、かゆみなどを起こしたことがある人
(8)次の症状のある人
むくみ、排尿困難
(9)次の診断を受けた人
高血圧、心臓病、腎臓病、甲状腺機能障害
2.服用後 、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師または薬剤師または登録販売者に相談すること
関係部位症状
皮膚発疹・発赤、かゆみ
消化器系胃部不快感、はげしい腹痛を伴う下痢、腹痛

症状の名称症状
間質性肺炎階段を上がったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱などがみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする
偽アルドステロン症
ミオパチー
手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる
肝機能障害発熱、かゆみ、発疹、黄だん(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振などがあらわれる

効能・効果

体力充実して、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちなものの次の諸症:
肥満症、高血圧や肥満に伴う動悸・肩こり・のぼせ・むくみ・便秘、 蓄膿症(副鼻腔炎)、湿疹・皮ふ炎、ふきでもの(にきび)

成分・分量

1日量(12錠)中
防風通聖散料乾燥エキス・・・2.50g

(原生薬換算量)
トウキ・・・0.60g
センキュウ・・・0.60g
レンギョウ・・・0.60g
ショウキョウ・・・0.15g
ボウフウ・・・0.60g
ダイオウ・・・0.75g
ビャクジュツ・・・1.00g
オウゴン・・・1.00g
セッコウ・・・1.00g
シャクヤク・・・0.60g
サンシシ・・・0.60g
ハッカ・・・0.60g
ケイガイ・・・0.60g
マオウ・・・0.60g
硫酸ナトリウム十水塩・・・0.75g
キキョウ・・・1.00g
カンゾウ・・・1.00g
カッセキ・・・1.50g

添加物として、無水ケイ酸、ケイ酸Al、CMC-Ca、ステアリン酸Mg、乳糖を含有する

●本剤は天然物(生薬)を用いているため、錠剤の色が多少異なることがあります

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しいところに密栓して保管すること
  2. 小児の手の届かないところに保管すること
  3. 他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり品質が変わる)
  4. 本剤をぬれた手で扱わないこと
  5. ビンの中の詰め物は輸送時の破損防止用なので開封時に捨てること

用法・用量

次の量を食前または食間に服用してください
年齢
1回量
1日服用回数
成人(15才以上)
4錠
3回
15才未満
服用しないこと

*用法・用量に関連する注意
・定められた用法・用量を守ること
・吸湿しやすいため、服用のつどキャップをよくしめること
※食間とは「食事と食事の間」を意味し、食後約2時間のことをいいます

製薬会社

小林製薬