一般用医薬品
赤玉はら薬 S
- リスク区分
- 第二類医薬品
製品の特徴
下痢・食あたり・水あたりに効く止瀉薬です。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
胃腸鎮痛鎮痙薬、ロートエキスを含有する他の胃腸薬、乗物酔い薬 - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください
(目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
(母乳に移行して乳児の脈が速くなることがあります。)
相談すること
- 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
- 医師の治療を受けている人。
- 発熱を伴う下痢のある人、血便のある人又は粘液便の続く人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
排尿困難 - 次の診断を受けた人。
心臓病、緑内障
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
関係部位 症状 皮膚 発疹・発赤、かゆみ 精神神経系 頭痛 泌尿器 排尿困難 その他 顔のほてり、異常なまぶしさ - 服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
口のかわき、目のかすみ - 5-6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者にご相談ください
その他の注意
母乳が出にくくなることがあります。効能・効果
下痢、消化不良による下痢、食あたり、はき下し、水あたり、くだり腹、軟便、腹痛を伴う下痢
成分・分量
廣貫堂赤玉はら薬Sは、赤色の丸剤で、60丸(成人1日量)中に次の成分を含有しています。(1包:20丸入)
添加物として沈降炭酸カルシウム、低置換度ヒドロキシプロピルセルロース、部分アルファー化デンプン、乳糖水和物、サリチル酸、寒梅粉、タルク、酸化チタン、アラビアゴム末、赤色3号、黄色5号、カラメルを含有しています。
成分 | 含量(60丸中) |
ゲンノショウコ末 | 900mg |
オウレン末 | 100mg |
オウバク乾燥エキス | 100mg(原生薬換算量900mg) |
ヨウバイヒ末 | 500mg |
センブリ末 | 20mg |
ロートエキス | 50mg |
動物胆 | 50mg |
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当らない湿気の少ない、涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり、品質が変化します)
- 1包を分割した残りを使用する場合には、袋の口を折り返して保管し、2日以内に使用してください。
- 使用期限をすぎた製品は、服用しないでください。
用法・用量
次の量を食間に水またはぬるま湯でおのみください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15才以上) | 20丸 | 3回 |
11才以上15才未満 | 14丸 | |
8才以上11才未満 | 10丸 | |
5才以上8才未満 | 7丸 | |
3才以上5才未満 | 5丸 | |
3才未満 | 服用させないこと |
- 定められた用法・用量を厳守してください。
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 3才以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意してください。
製薬会社
塩野義製薬