一般用医薬品
ハイヤスミン A
- リスク区分
- 指定第二類医薬品
製品の特徴
なかなか寝付けない、眠りが浅いといった一時的な不眠症状の緩和に効果のある睡眠改善薬です。有効成分ジフェンヒドラミン塩酸塩は、皮膚のかゆみ、くしゃみ、鼻水といったアレルギー症状を緩和する目的で一般的に用いられてきた成分ですが、服用すると眠気をもよおすという作用があります。この眠気をもよおす作用に着目して作られたお薬です。10錠入り。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなります。)
- 次の人は服用しないでください。
- 妊婦または妊娠していると思われる人
- 15才未満の小児
- 日常的に不眠の人
- 不眠症の診断を受けた人
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないこと
他の催眠鎮静剤、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(鼻炎用内服薬、乗り物酔い薬、アレルギー用薬) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください(眠気をもよおして事故をおこすことがある。また、本剤の服用により、翌日まで眠気が続いたり、だるさを感じる場合は、これらの症状が消えるまで、乗物又は機械類の運転操作をしないこと)
- 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください。
- 服用時は飲酒しないこと
- 寝つきが悪い時や眠りが浅い時のみの服用にとどめ、連用しないこと
- 過量服用しないこと
相談すること
1.次の方は、服用前に医師または薬剤師にご相談ください。(1)医師の治療を受けている人。
(2)高齢者(高齢者では眠気が強くあらわれたり、また反対に神経が高ぶるなどの症状があらわれることがある)
(3)本人または家族がアレルギー体質の人
(4)薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人
(5)次の症状のある人 排尿困難
(6)次の診断を受けた人 緑内障、前立腺肥大
2、次の場合は、直ちに服用を中止し、文書を持って医師または薬剤師に相談すること
(1)服用後、次の症状があらわれた場合
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 胃痛、悪心・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい、頭痛、起床時の頭重感、昼間の眠気、気分不快、神経過敏、一時的な意識障害(注意力の低下、ねぼけ様症状、判断力の低下、言動の異常等) |
その他 | 動悸、倦怠感、排尿困難 |
(2)2-3回服用しても症状がよくならない場合。
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続または増強が見られた場合には服用を中止し、医師又は薬剤師に相談すること
口のかわき、下痢
その他の注意
翌日まで眠気が続いたり、だるさを感じることがある。
効能・効果
一時的な不眠の次の症状の緩和:寝つきが悪い、眠りが浅い
成分・分量
1回量(2錠)中
ジフェンヒドラミン塩酸塩:50mg(脳の中で覚醒の維持・調節に関与しているヒスタミンのはたらきを抑えて眠気をもよおします)
添加物:セルロース、乳糖、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酸化チタン、マクロゴール、カルナウバロウ
ジフェンヒドラミン塩酸塩:50mg(脳の中で覚醒の維持・調節に関与しているヒスタミンのはたらきを抑えて眠気をもよおします)
添加物:セルロース、乳糖、カルメロースCa、ステアリン酸Mg、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、酸化チタン、マクロゴール、カルナウバロウ
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
- 使用期限を過ぎた製品は服用しないこと。
用法・用量
大人(15才以上):1回2錠
15才未満:服用しないこと
用法・用量に関する注意事項
- 定められた用法・用量を厳守すること
- 1回2錠を超えて服用すると、神経が高ぶるなど不快な症状があらわれ、逆に眠れなくなることがあります。・就寝前以外は服用しないでください。
錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出して服用すること。(誤ってそのまま飲み込んだりすると、食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながる)
製薬会社
福地製薬