知っておきたい 『市販の薬』

1、あらかじめ準備していただくこと
1)部屋を閉めきり、戸棚、引き出し、押し入れなど害虫のかくれ場所になるところを開放してください。
2)ペット、観賞魚、観賞植物は部屋の外に出し、なるべく離して置いてください。また、観賞魚、観賞植物は1日持ち込まないでください。
3)パソコン、ワープロ、ゲーム機器、オーディオ・ビデオ製品などの精密機器にはカバーをかけ、テープ、ディスクなどは箱に収納してください。
4)飲食物、食器、子供のおもちゃ、飼料、衣類、美術品、仏壇仏具などは直接薬剤がかからないように、ポリ袋に入れるか、新聞紙で覆うようにしてください。
5)煙感知器の火災報知器及び微粒子感知のガス警報機はポリ袋などで覆いをし、直接薬剤がかからないようにしてください。(温度感知型の火災報知器の場合はそのままでご使用ください。)ご注意：移動できない水槽、大型コンピュータのある部屋では使用しないでください。

2、加熱蒸発をはじめてください。
1)プラスチック容器のアルミ袋を開け、缶をそのまま取り出してください。(缶の点面の赤いシールは、はがさないでください。)*アルミ袋を開封後はすぐにお使いください。
2)水をプラスチック容器の黒破線まで入れてください。(黒破線以上に入れ過ぎないようにご注意ください。入れ過ぎるとじゅうぶんに蒸散しないことがあります。)
3)水を入れたプラスチック容器を部屋の中央に置き、缶の赤いシール面を上にして入れ、リング状の蓋をしてください。約1-2分で蒸散がはじまります。(注意)セット後は缶が熱くなりますのでふれないでください。缶は約30分でさめます。
4)缶をセットしたら部屋の外に出て戸を閉めきってください。蒸散開始後、約2時間またはそれ以上、そのまま閉めきってください。(ハエ、蚊には約30分またはそれ以上)*蒸散は約10分で終わります。*まれに熱によってリング状の蓋が少しとけることがありますが、安全性、有効性等の品質に異常はありません。

3、ご使用のあとで
1)使用後は部屋をじゅうぶんに換気してください。
2)使用後の容器は不燃物として捨ててください。
3)食器などに直接薬剤がかかった場合は、水洗いしてからご使用ください。
4)衣類やふとんに薬剤がかかった場合は天日干しを行ってください。