一般用医薬品
アレジオン 10
- リスク区分
- 第一類医薬品
製品の特徴
第2世代抗ヒスタミン成分に分類されるエピナスチン塩酸塩を配合したアレルギー専用の鼻炎症状改善薬です。アレルギーの原因物質の作用を阻害し、放出自体を抑えることでアレルギーによる鼻炎症状にすぐれた効果を発揮します。1日1回就寝前の服用で効き目を表します。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります。)- 次の人は服用しないでください
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。*
- 15才未満の小児。
- 次の診断を受けた人。肝臓病
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他のアレルギー用薬(皮ふ疾患用薬、鼻炎用内服薬を含む)、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、催眠鎮静薬)
(眠気があらわれることがあります。)
4.授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けてください
5.服用時は飲酒しないでください
*本剤と同じ成分を含む医療用医薬品の添付文書では、妊婦への注意が次のようになっています。
「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。」
本剤を誤って妊娠中に服用しても過度に心配する必要はありません。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談してください
- 医師の治療を受けている人。
- 高齢者。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- アレルギーによる症状か他の原因による症状かはっきりしない人。
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師に相談してください
- 服用後、次の症状があらわれた場合。関係部位症状皮ふ
発疹・発赤、はれ、かゆみ 消化器悪心・嘔吐、口内炎、胃部不快感、腹痛、胃重感、胃もたれ感、腹部膨満感、食欲不振 精神神経系めまい、不眠、頭痛、頭がボーッとする、しびれ感 その他むくみ、排尿困難、頻尿、血尿、蛋白尿、ほてり、胸痛、動悸、痰がからむ、息苦しい、倦怠感、鼻づまり、月経異常、苦味を感じる、味覚が弱くなる
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 症状 肝機能障害 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 血小板減少 血液中の成分である血小板の数が減ることにより、鼻血、歯ぐきからの出血、青あざ等の出血症状があらわれる。 - 1週間位服用しても症状がよくならない場合。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談してください
口のかわき、便秘、下痢、眠気 - 症状の改善がみられても2週間を超えて服用する場合は、医師又は薬剤師に相談してください
効能・効果
花粉、ハウスダスト(室内塵)などによる次のような鼻のアレルギー症状の緩和:鼻水、鼻づまり、くしゃみ
成分・分量
1錠(1日量)中
●エピナスチン塩酸塩・・・10mg
添加物として、無水ケイ酸、乳糖、ヒプロメロース、ポビドン、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、マクロゴール、シリコーン樹脂、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン、トウモロコシデンプンを含有します。
●エピナスチン塩酸塩・・・10mg
添加物として、無水ケイ酸、乳糖、ヒプロメロース、ポビドン、アクリル酸エチル・メタクリル酸メチルコポリマー、マクロゴール、シリコーン樹脂、ステアリン酸Mg、タルク、酸化チタン、トウモロコシデンプンを含有します。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わることがあります。)
- 使用期限をすぎたものは服用しないでください。
用法・用量
年齢 | 成人 | 15才未満 |
1回量 | 1錠 | 服用しないこと |
用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守してください。
- 花粉など季節性のアレルギー性鼻炎による症状に使用する場合は、花粉飛散期に入って症状が出始めたら、症状の軽い早めの時期からの服用が効果的です。
- 錠剤の取り出し方
錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して裏面のアルミ箔を破り、取り出してお飲みください。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さるなど思わぬ事故につながります。)
製薬会社
エスエス製薬