解説 （医薬品成分：ノイロトロピン）
『ノイロトロピン』は、神経の薬、鎮痛剤 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：ノイロトロピン）
一般的な抗炎症・鎮痛薬とは作用機序が異なる成分で、下行性痛覚抑制系ニューロンが投射するセロトニン５-ＨＴ₃受容体やノルアドレナリン作動性のα₂受容体を刺激する作用があるため、下行性痛覚抑制系を賦活して痛みを和らげる効果を示します。また炎症部位でのブラジキニンの遊離を抑制する作用もあるため、炎症を抑えるとともに末梢血液循環を促進させる効果も発揮します。
使用上の注意 （医薬品成分：ノイロトロピン）
［使用してはいけない場合］
ノイロトロピン過敏症
［慎重に使用すべき場合］
妊婦
副作用 （医薬品成分：ノイロトロピン）
胃部不快感、食欲不振、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、めまい、むくみ
重大な副作用 （医薬品成分：ノイロトロピン）
肝機能障害、黄疸、ショック、アナフィラキシー様症状、過敏症状(発疹などのアレルギー症状)
製薬会社
日本臓器製薬