解説 （医薬品成分：メサラジン）
『メサラジン』は、胃腸の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：メサラジン）
炎症性細胞から放出される活性酸素を取り除くとともにロイコトリエンの生合成を抑える作用があるため、炎症の進行や組織の障害を抑える効果を示します。この成分は主に腸の患部に作用するため、潰瘍性大著炎やクローン病の治療薬として用いられています。
使用上の注意 （医薬品成分：メサラジン）
［使用してはいけない場合］
重度腎機能障害、重度肝機能障害、サリチル酸エステル類過敏症、サリチル酸塩類過敏症
［慎重に使用すべき場合］
腎機能障害、肝機能障害、サラゾスルファピリジン過敏症、妊婦
重大な副作用 （医薬品成分：メサラジン）
過敏性肺障害、肝炎、間質性腎炎、黄疸、急性腎不全、血小板減少、ネフローゼ症候群、無顆粒球症、間質性肺炎、過敏症状(発疹などのアレルギー症状)、腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、食欲不振、便秘、下血、血便、全身倦怠感、頭痛、発熱、むくみ、肝機能障害、腎機能障害、心筋炎、心膜炎、胸膜炎、血液障害、膵炎、筋肉痛、関節炎、腹部膨満、潰瘍性大腸炎の悪化、結腸ポリープ、鼓腸、めまい、耳鳴、しびれ、脱毛、間質性大腸炎、好酸球肺炎、かゆみ、じんましん、丘疹、紅斑、口内炎、アミラーゼ上昇、粘液便、尿着色、末梢神経障害、肛門部位のかゆみ、便意切迫
製薬会社
杏林製薬