解説 （医薬品成分：ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物）
『ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物』は、循環器系の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用 （医薬品成分：ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物）
血管を収縮させるカルシウムイオンが血管平滑筋細胞に流れ込むのを阻害して血圧を下げるベシル酸アムロジピンと、肝臓におけるコレステロールの合成に関与するＨＭＧ-ＣｏＡ還元酵素酵素の作用を強く阻害して血中コレステロールを減少させるアトルバスタチンカルシウム水和物を配合した成分で、心臓病や脳卒中のリスクを上げる高血圧や高コレステロール血症を改善する効果を示します。
使用上の注意 （医薬品成分：ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物）
［使用してはいけない場合］
ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物過敏症、ジヒドロピリジン系化合物過敏症、急性肝炎、慢性肝炎の急性増悪時、肝硬変、肝がん、黄疸、テラプレビル使用者、妊婦
［慎重に使用すべき場合］
重度低血圧、肝機能障害、肝機能障害の既往、腎機能障害、腎機能障害の既往、アルコール中毒、フィブラート系製剤使用者、免疫抑制剤使用者、ニコチン酸製剤使用者、アゾール系抗真菌薬使用者、エリスロマイシン使用者、糖尿病、甲状腺機能低下症、高齢者
副作用 （医薬品成分：ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物）
血管炎、血管浮腫、光線過敏症、脱毛、帯状疱疹、発赤、皮膚乾燥、多汗、舌炎、舌のしびれ、口のしびれ、口唇炎、咽頭不快感、肺炎、片頭痛、甲状腺腫、動悸、肝機能障害、頭痛、めまい、ふらつき、黄疸、血小板減少、白血球減少、房室ブロック、横紋筋融解症、ミオパシー、劇症肝炎、肝炎、無顆粒球症、汎血球減少症、中毒性表皮壊死症、多形紅斑、高血糖、糖尿病、間質性肺炎、過敏症(かゆみ、発疹など)、貧血、好酸球増、紫斑、消化器障害(胃炎、膵炎、嘔吐、便秘、口渇、腹痛、下痢、口内炎など)、せき、呼吸困難、鼻炎、鼻出血、筋肉痛、視力異常、耳鳴、味覚異常、不眠症、振戦、ねむけ、末梢神経障害、甲状腺機能異常、代謝異常、浮腫、ほてり、血圧上昇、期外収縮、泌尿器障害
重大な副作用 （医薬品成分：ベシル酸アムロジピン・アトルバスタチンカルシウム水和物）
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、血管神経性浮腫、アナフィラキシー反応
製薬会社
ファイザー