医療用医薬品成分
メチルメチオニンスルホニウムクロリド
解説
『メチルメチオニンスルホニウムクロリド』は、消化器系の薬、肝臓の薬、胃腸の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用
キャベツの生汁から発見された成分で、詳しい機序は解っていないものの胃粘液の分泌を促し、損傷した胃粘膜の修復を促進する効果があります。また、肝臓障害の原因物質であるヒスタミンの働きを抑える作用もあるため、肝機能を高めて代謝を促進させる効果も示します。
使用上の注意
[使用してはいけない場合]
甲状腺機能低下症、副甲状腺機能亢進症、血液透析
[慎重に使用すべき場合]
妊婦
副作用
過敏症(発疹)、下痢