医療用医薬品成分
メシル酸カモスタット
解説
『メシル酸カモスタット』は、消化器系の薬、代謝性疾患の薬 に用いられる医薬品成分です。
作用
膵液に含まれるトリプシンなどの消化酵素の働きを阻害する作用があるため、膵液による膵臓の損傷を防ぎ、腹痛や吐き気などの自覚症状を軽減する効果を示します。
使用上の注意
[使用してはいけない場合]
重症慢性膵炎
副作用
吐き気、腹部膨満感、過敏症状(発疹、かゆみなどのアレルギー症状)、血小板減少症、食欲不振、胸やけ、のどの渇き、腹部不快感、便秘、下痢、肝機能障害、黄疸、高カリウム血症、ショック、アナフィラキシー様症状、白血球減少、赤血球減少、好酸球増加