知っておきたい 『病院の薬』

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医療用医薬品成分

ブロメライン

解説

『ブロメライン』は、痔の薬、代謝性疾患の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

パイナップルの果汁や葉茎の汁の抽出物から作られたタンパク質分解酵素成分で、詳しい作用機序は解っていないものの、壊死した組織や炎症部位浸出物の融解・除去などの作用があるため、腫れや痛みを和らげるととも損傷組織の治癒促進といった効果を示します。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

ブロメライン過敏症

[慎重に使用すべき場合]

肝機能障害、腎機能障害、呼吸機能低下、虚弱状態、妊婦

副作用

軟便、出血、塗布部の過敏症(痛み、発赤、紅斑、水疱、刺激感、かゆみ、炎症など)、下痢、便秘、胃部の不快感、胃痛、食欲不振、吐き気、嘔吐、ショック、アナフィラキシー様症状、肝機能障害、黄疸、血たん、血尿、鼻出血

重大な副作用

過敏症状(発疹などのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

ブロメラインヘモナーゼ配合

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

キモタブS