知っておきたい 『病院の薬』

イアトリズム総合案内
医療用医薬品成分

プロクトセディル

解説

『プロクトセディル』は、痔の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

ヒドロコルチゾン・ジブカイン・エスクロシド・フラジオマイシンなどの有効成分を配合した成分で、抗炎症・鎮痛・止血・抗菌などといった作用を示します。主に痔核や肛門の出血・腫れ・痛みなどの症状に用いられていますが、肛門周囲の湿疹や皮膚炎などにも使用されます。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

肛門部結核性感染症、肛門部ウイルス性感染症、肛門部真菌性感染症、プロクトセディル過敏症、アミノグリコシド系抗生物質過敏症、バシトラシン過敏症、ヒドロコルチゾン過敏症、塩酸ジブカイン過敏症

副作用

頭痛、けいれん、副腎皮質系機能の抑制、下痢、過敏症状(発疹、患部の刺激感やかゆみがより強くなる)、陰部の真菌性感染症、陰部のウイルス性感染症

本成分を用いた医薬品

[先発医薬品]

プロクトセディル

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

ヘモレックス