知っておきたい 『病院の薬』

イアトリズム総合案内
医療用医薬品成分

イノシトールヘキサニコチネート

解説

『イノシトールヘキサニコチネート』は、循環器系の薬 に用いられる医薬品成分です。

作用

末梢血管を拡張して血栓形成を防ぐニコチン酸と動脈硬化を防ぐイノシトールを組み合わせた薬で、末梢血管を拡張して血液を改善する効果があります。主にレイノー病・閉塞性の動脈硬化・凍傷などといった末梢循環障害の治療に用いられます。

使用上の注意

[使用してはいけない場合]

イノシトールヘキサニコチネート過敏症、妊婦

副作用

腹痛、腹部膨満感、軟便、頭重、ねむけ、不快感、顔面紅潮、吐き気、嘔吐、胸やけ、食欲不振、下痢、ほてり、かゆみ、頭痛、発汗、動悸、のどの渇き

重大な副作用

過敏症状(発疹などのアレルギー症状)

本成分を用いた医薬品

[後発医薬品(ジェネリック医薬品)]

ニコキサチン